2015年2月13日金曜日

瀧不動生蕎麦 (山形県山形市山寺)

学生時代の友人と随分と久ぶりに再会し、美味しい蕎麦を食べにいくべと山形の山寺へ向かいましたよ。

仙台からJR仙山線で行くと作並を越えてトンネルくぐった先に山寺駅(山形)があり、そこでございます。


昔々某先輩から山寺に美味しい蕎麦屋があるってことは聞いてたんだよね。
でも、山寺の端の方って聞いてた記憶以外は場所とかよく覚えていない....。

でも行ったらすぐに判りましたよ。あの有名な山寺立石寺の入口前の道路を西側に(向かって左)へずずずい~って行くと、観光客相手のお土産屋さんとかが少なくなってきて民家が多くなって
きたあたりにあります。(あまりに大雑把)


お邪魔したのは2014年11月5日(水)平日です。

土日は観光客が多いのでしょうけど、平日はとても静かです。


お店の前に来ました。観光地なのに観光地を全く意識してないとも思える店構えが素敵です。

道路を見て判ると思いますが、もう周りは民家で観光地っぽくありません。
入口に新そばの張り紙が貼ってありました。
なんか粋なのれんでございます。
店内は椅子席と御座敷がありまして立派な庭を眺められる落ち着いた雰囲気です。
最初に見たお品書きは新蕎麦です。値段もいいけど味もいいんでしょうねえ。
でも初めて来たお店でもあるしベーシックな蕎麦がどんなもんか食べてみたい気もします。
いろいろ考えたけど田舎【ざいごそば】の「板そば」をお願いしました。「出羽かおり」という品種の蕎麦ですね。
たしか大蔵村で栽培してるとどこかに記してありました。そば太いのかな?
ちょっと気になります。あまり太過ぎるそば苦手なので.....
うお~きましたよ~!最初の驚きはね。艶々なんです。これだけ艶々なのは
初めて見たきがする。見た目水っぽい訳でもないし、なんだろうな?
上から見る。次の驚きは綺麗。ひゃ~!そばの艶と盛り付け方。パーフェクトでございます。
つけ合わせは山形の「おみ漬け」 そばに合います。
つゆは山形特有の鰹がきいた少ししょっぱ系。
くどくないベーシックさ。基本を大切にしてる事が伺えます。
更科系好きな私でもこの太めの蕎麦はとても美味しい。
なぜだ?不思議だ?
それはやはり蕎麦のバランスだと思う。香り、歯ごたえ、のど越し、とにかく
するする食べれてしまう。美味くてがむしゃらに食らう(笑)
お決まりのアップ画像。そば好きはよだれが出ますなあ~(笑)ほんと艶々。
切りたてを茹でるとこういう艶が出るのかなあ?
あっという間に板そばをたいらげ、そば湯を飲む。そば湯を撮るの忘れてるし。
田舎そばも進化してるなと思った次第。更科そば好きでも、ここの田舎そば(引きぐるみ蕎麦)
は絶対にいけると思います。
美味しいひとときでした。
正直言いますと、観光地という事でちょっとなめてた感がありました。
しかしびっくり、素晴らしい蕎麦です。

今回の教訓

「地域のイメージで食べ物を判断してはいけましぇん」


美味しい蕎麦ばんざい!


訪問日:2014年11月5日

瀧不動生蕎麦

場所:山形県山形市山寺4359

割りばし入れの裏が地図になっていました。今更気が付く阿呆....


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