ひとつは水冷ユニットの点検。今年の春にラジエーター液はすべて入れ替えしたんだけど、その後何もしてなかったので目視点検。
それと減ってしまっている2ストオイルの補充を行う。
皆様にとって少しはメカニカルの学習的な習得になればと。
私のバイクは今は日本で新車販売がされていない2ストロークエンジンというものを搭載しています。
このエンジンに使うオイルは稼動時間と共に次第に減っていくのです。
つまりガソリンとオイルとを混合してエンジンの潤滑をしながら内燃機関を爆発させて排気ガスと一緒に潤滑油が抜けていきます。
その為にマフラーから排気と一緒にオイルが飛ぶのです。
そうなんです。環境問題もあり、いつからか日本では2ストロークエンジン搭載の新車バイク販売はできなくなりました。
2ストローク機関 (エンジンの動く絵を見ると構造がよく解ります)http://ja.wikipedia.org/wiki/2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%A9%9F%E9%96%A2
4ストロークエンジン搭載の自動車やバイクは構造的にエンジンオイルを排気ガスに吐き出し難い構造になっていますので現在の主流になっています。
4ストローク機関 (エンジンの動く絵を見ると構造がよく解ります)http://ja.wikipedia.org/wiki/4%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%A9%9F%E9%96%A2
しかしですね。2ストロークエンジンの何が好きでこのバイクに乗っているかというと、エンジンの構造がシンプルで高回転で面白い程がんばってブイブイ力強く回ってくれる(加速が楽しい)バイクなんですよ。
これがラジエター、エンジンで温まった冷却水を走行中の風を通過させて冷やします。 |
カバー付いてるからよく解らんね。カバー外すよ。(今日はニャンコが見学こねえな~) |
カバーの中はこれです。はい、ラジエターが出現しました。 |
ラジエターキャップを開けるとギンギラギン蛍光色のクーラント液(冷却水)が満水状態なので正常と解りました。 ここに隙間があって空気があると上手く冷却されませんので注意なんです。 |
冷却フィンの点検。このフィンは凄い薄い構造だから目視で要チェック。 薄い鉄製皮膜の中を冷却水が通過し空気で冷やされる構造です。 冷却水の漏れが無い事を確認する。 先の白い容器はラジエーターリザーバータンク。(私は膨張タンクと言ってるが...) 高温による冷却水の膨張と低温による収縮を受けるところ。 詳しく知りたい方はこちらへ(手抜き野郎ですハイ) |
上記のラジエターで冷やされた冷却水がエンジンを循環して冷やす訳ですよ。 ラジエターに繋がっている上に伸びている太いパイプがエンジン燃焼で温まった冷却水の通り道。 ラジエター下のパイプが冷やされた冷却水をエンジンに送るのです。 |
では次に次第に減っていく2ストオイルの補充をします~。脇のカバーを外すと |
2ストオイルタンクが現れます。左の筒は書類と工具入れです。 |
ネジを緩めて蓋を開けて2ストオイルを補充します。 |
2ストオイルは左側です。右はミッションオイル(ギヤオイル)ですのでお間違いのないように。 ギヤオイルは3000km~5000kmぐらいで交換が宜しいかと。2ストオイルもギヤオイルも1000円前後で購入できます。 自分でやれば工賃ただです。 |
2ストオイルが切れ掛かると、早めに入れてくださ~い。と赤い2ストオイル警告インジケーターが点灯します。 (する筈です)私はいつも早めに補充してしまうので本当の意味の補充警告点灯を見た事がまだありません。 又、万が一の電球玉切れ確認の為にギヤをニュートラルに入れると ニュートラルランプ(緑)と共に赤ランプ(2ストオイル警告インジケーター)も動作確認用に点灯します。 |
あ~そういえばブレーキレバー曲がったまんまだお。どうすんだおい。
とりあえず使えるからいいじゃん......あ~.....
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