2021年5月30日日曜日

ヤマハ DT50エンジンオイル(ギヤオイル)と ラジエターリザーブタンク清掃及びクーラント(冷却水)の交換です。

皆さん大変ご無沙汰しております。

随分と久ぶりの投稿というかもう5~6年更新していなかった気がしますが私のYAMAHA DT50は現役で元気に動いてます。

ここ数年は年に数回程度しか乗る機会が無く、その後の交換したものはバッテリーぐらいでした。

つまりエンジンオイルは5~6年交換しておらず、クーラントも5~6年交換なしでした。

これはやばいだろうという事で交換しましたので記します。皆様の参考になればと思います。


左からクーラント(普通にホームセンターで売ってるものです・交換します)、2ストオイル(だいぶ減ってきたので新たに購入・今回は入れません)、ギアオイル(交換します)
手前にあるのが自動車エンジン用の潤滑剤(二硫化モリブデン)です。これをオイルに混ぜると潤滑が良くなります。少し使います(これは別に使用しなくても全然大丈夫です)



さてそれではギアオイルから交換します。

ギヤオイル交換編
準備から。
オイルジョッキは使いません。百均で売ってる調味料入れ(350ml)右側を使います。DT50は通常700mlギアオイルを交換しますのでこの容器2回分が適量となります。清掃分解してオイル完全に抜いた状態では750ml入れます。
二硫化モリブデンを少しバイク用として容器に入れます。残りは自動車のエンジンオイルに混ぜて一石二鳥でございます。

ギヤオイルを足して満タン(350ml)にします。

廃液処理用に油吸収パッド(百均で購入)を準備します。ティッシュの空箱に入れて準備しましたがこれだと漏れてきますね。この箱にビニール袋を敷いて油吸収パッドを載せるといいようです。
下のなんとかガード?をボルト二本を緩めて外します。




反対側にドレンボルトが見えます。これを外します。外すとギヤオイルが一気に出てきますので外すタイミングに注意してください。

こんな感じでオイルが流れ出てきます。
オイルが抜けました。



これがドレンボルトです。できれば新品を交換するのがお勧めですが、再利用も可能です。
再利用する場合は接触部のゴミや汚れを綺麗に取ってから締めてください。
あと、締め過ぎるとネジ穴をなめてダメにしてしまう場合がありますので、締め過ぎには注意してください。
まあ出来ればドレンボルト程々に新品交換した方がいいです。バイク屋さんで取り寄せできると思います。
送料掛かるようであれば、これから壊れそうなパーツも一緒に頼めば宜しいかと。送料とらないバイク屋さんもあります。

オイルキャップを外します。

350mlの容器を2回で700mlのオイルを入れて完了です。
エンジンを少し廻してドレンボルトからのオイル漏れが無いか確認します。
漏れがある場合には少し増し締めして再度確認、それでも漏れるようであれば新品のドレンボルトを手配した方が宜しいかと思います。(これでオイル交換完了です)


---------------------------------------------------------------------------------------

ラジエターリザーブタンク清掃及びクーラント(冷却水)交換編

人によっていろんなやり方があるようです。ラジエターリザーブタンクを外して清掃する方もいらっしゃるようですが、私のやり方は外さないでタンク清掃します。

ネジ1本を外してラジエターの側を外します。
ラジエターが出てきました。上のラジエターキャップを外します。エンジンが暑い時はラジエターキャップを絶対に開けてはいけません。暑いラジエター液が噴出して大火傷する危険があります。必ず冷めた状態で開けること。

下のなんとかドレンボルト?(ラジエター液を抜くボルト)を外します。
古いラジエター液が出てきました。抜き終わったらこの状態で次に進みます。

ラジエターキャップの所から水道水をホースを使ってじゃぶじゃぶ注ぎ込みます。
ひとつ前の写真の箇所からじゃぶじゃぶ洗った水が出てきます。

※一旦ラジエター内を水道水で一杯にして軽ーく走行し、再び抜く。これを数回繰り返すと内部がかなり綺麗になります。

次にラジエターリザーブタンクを清掃します。

私の場合はラジエターリザーブタンク取り外さないで清掃します。

ラジエターリザーブタンクの上蓋を開けます。

ちょっと解り難いですが、ラジエターリザーブタンクの下側です。
ラジエターリザーブタンクの下ホースを外すと残っていたクーラントが排出されます。
その後、ホースを抜いたタンクの先に水道のホースを適当にぶっ刺して水圧でタンク内を水で満タンにします。そして水道ホースを外します。
するとタンク内の水が出てきます(写真)透明っぽい配管みたいのはじょろじょろーと出てきた水です。
これを何回か繰り返すとかなりタンク内部が綺麗になります。内部があまりに汚い場合は中性洗剤を少し混ぜて洗うといいかもしれません。
※ゴムホースが二本タンクに繋がっていますが、ついでにこのホース内部も水道水で洗えば完璧です。

洗浄が終わりましたらラジエター液を抜くボルトを締めます。これも出来れば新品に交換した方がいいですね。今回は発注するの忘れていてそのまま使用しました。

ボルト締めました。
クーラント(冷却水・ラジエター液)を入れてます。
ギリギリ一杯まで入れてキャップを締めます。



次に空になったラジエターリザーブタンクにクーラント(冷却水・ラジエター液)を補充します。
ちょとした小技を使います(笑)
オイル交換の時にオイルジョッキ替わりに使用した100均で買った調味料容器を再び使用します。オイルの付着した容器内部を洗剤で綺麗に清掃して乾かしてから使用します。

容器にクーラントを入れ柔らかいビニールホースを先に付けます。


これで準備完了

後はタンクの上蓋を外して入れればOKです。

ちょっと入れ過ぎたがまあいいや(笑)

ラジエターリザーブタンクの上蓋を締めて完了です。

※時々ラジエターのキャップを開けて上一杯迄ラジエター液があることを確認します。
 減っていたら継ぎ足します。中のエアが抜けて安定するまで少し掛かるようです。
 その後ずっと液面が下がっているようであればラジエターとキャップ間のエア漏れが発生している可能性があります。
又、走行してエンジンが相当熱くなるとクーラント液が熱膨張しラジエターリザーブタンクの水位が上がります。これで正常動作を確認できます。


少し綺麗にして本日のメンテナンス完了です。
皆様のお役に立てれば幸いです。
素敵なバイクライフを👍

0 件のコメント:

コメントを投稿